【工房ときわ(就労移行支援事業)】就職おめでとうございます

2024年10月にDさんが、就職されましたので、ご紹介します。

 

通う前はどんな気持ちでしたか?

退職後、工房ときわの就労継続支援B型事業をしばらく利用されていましたが、働いて収入を得て自立したいという希望から、就労移行支援事業の利用をスタートされています。就職の際には、興味関心のある業種で、達成感のある仕事に就くことを希望されていました。一方で、職場の環境や対人関係でストレスを感じやすく、不調になることがあることから、体調管理に不安があり、就職後に続けられるか心配をされていました。

 

通い始めて何か変化はありましたか?

最初は週5日の訓練に取り組まれていましたが、対人関係でのストレスや、モチベーションの維持、疲労などから、月15日程度(週4日)の訓練ができている状況でした。対人関係でのストレスに対しては、自分から「挨拶」をすることを心掛けて過ごされました。挨拶を交わすことで、周りの人から声を掛けられることが増え、コミュニケーションが取れるようになったことで、周りの人に対するストレスが減ってきたように感じられていました。

 

就職後はどのように過ごされていますか?

仕事探しでは、月15日程度(週4日)の訓練ができている状況から、それに即した働き方ができる企業を探しました。工房ときわの支援員だけでなく、ハローワークの方などの支援もあり、今の職場に出会われています。職場の見学を経て、仕事内容だけでなく、環境面や対人関係が上手くいきそうか確認するために、職場の体験をされています。職場の協力(配慮)もあり、パーテイションで区切った、作業に集中しやすい空間で、事務系の作業を体験され、この職場で働きたいという気持ちになり、応募したところ採用となっています。月15日の勤務で採用となりましたが、訓練のときよりも勤務時間は長くなったため、体調管理に気を付けながらがんばっていきたいと話されています。

 

 

Dさん、これからもお仕事がんばってください。応援しています。 

 

なお、これまで卒業した方の取り組みだけでなく、工房ときわの就労移行支援事業のことを「リタリコ仕事ナビ」にも掲載しております。ぜひご覧ください。