【工房ときわ(就労移行支援事業)】ご卒業おめでとうございます

2022年6月から利用を開始されたAさんが、この度就職されました。

Aさんに利用前の気持ちや、利用してからの変化についてインタビューをしましたので、ご紹介します。

 

通う前はどんな気持ちでしたか?

病気で職場を退職してから、療養の後、働くことを考えました。就職に向けて動きたい気持ちがある一方で、生活リズムも整っておらず、働く自信も持てずにいました。いろいろと調べると、就職をサポートしてくれるサービスがあること知り、自宅から通いやすい“工房ときわ(以下、事業所)”にインターネットを通じて問い合わせました。実際に事業所を見学し、体験利用を通じて、丁寧に対応をしてもらったので利用を始めました。

通い始めて何か変化はありましたか?

利用当初は、緊張して疲れることもありましたが、早めに休むなど、自分にできる対処をしながら利用をスタートしました。ひとりで黙々と取り組むルーティン作業を中心に、ビジネスマナーや自己理解、自己管理のプログラムにも取り組み、就職に向けた準備に取り組みました。将来の希望する時間に合わせ、週3日の利用をしましたが、働くリズムを整えることができ、働くイメージと自信を持つことができました。

それからは、事務や洗濯、清掃、製造、店舗スタッフの見学や実習に取り組みました。これまで経験したことのない職種を知ることができ、いい経験になりました。見学や体験の際には、事前に、興味を持った理由や、見学や体験の目的や目標を、支援員と一緒に整理しました。お客様対応は大変だと感じることもありましたが、分からないことや困ったことがあれば丁寧に対応をしていただき、安心して楽しく仕事ができた店舗スタッフの求人に応募、採用となりました。これから、勤務が始まりますが、体調管理に気を付けながら、まずは仕事や仕事のある生活に慣れていきたいと思っています。そして、徐々に仕事を覚えたり、できることを増やしたりしていきたいと思っています。

 

Aさん、就職おめでとうございます。

6ヶ月間を目安に、職場に慣れていけるよう支援をしていきます。

これからもよろしくお願いします。 

 

なお、これまで卒業した方の取り組みだけでなく、工房ときわの就労移行支援事業のことを「リタリコ仕事ナビ」にも掲載しております。ぜひご覧ください。